トラブルに注意しよう
「連絡が多い」
転職サイトに登録すると、担当のコンサルタントが希望条件に合う求人をピックアップして紹介してくれます。求人の内容はメールや電話などで連絡をしてきますが、「連絡が頻繁にきて大変」とトラブルになることがあります。
転職サイトは人材を募集している医療機関からの紹介料で運営しています。求職者が無料で利用できるのはそのためですが、紹介料を得るために積極的に求人を紹介しているので、人によっては鬱陶しく感じてしまうようです。連絡の回数が多いと感じるようなら、電話はやめてメールのみにしてもらったり、こちらから連絡するまで控えてもらうように伝えて連絡の頻度を減らしてもらいましょう。
また、すでに転職先が決まっているのに連絡してくる転職サイトもあり、「連絡がしつこい」という理由でトラブルに発展することがあります。それは求職者が退会手続きをせず転職サイトに登録したままだからですが、登録したままだと求人を探していると見なされるため転職先が決まっていても連絡がくるのです。求人情報が欲しいのならそのまま登録していても問題はありませんが、もう連絡が欲しくないときは自分で退会処理をしなければなりません。
「コンサルタントと合わない」
転職サイトの最大の魅力は担当のコンサルタントが転職活動全般を丁寧にサポートして転職成功に導いてくれることです。ですが、どうしても人と人との付き合いになるため、担当のコンサルタントと相性が悪い場合もあります。コンサルタントといっても人によって経験値や知識量は違います。親身になって接してくれる人もいれば、知識量がないのを悟られないために偉そうな態度をとる人もいます。上から目線で接してくる人が担当者だと、気分も悪くなってしまうため、転職に対するモチベーションも下がってしまいます。その場合は諦めて、担当を変わってもらいましょう。
「希望とは違う求人を紹介される」
転職サイトにとって、医療機関もナースと同じようにお客さんです。医療機関側から「今月中に〇人採用したい」と頼まれたら、優先的にその医療機関に合う人材を探していきます。ですが、都合良く紹介できる人材がいないときは「ひょっとしたら面接に行ってくれるかもしれない」とダメ元で声をかけてくる場合があります。希望とは異なる求人を紹介されるためほとんどの人は断りますが、押しに弱い人は断り切れずに面接を受けてしまい、そのまま転職するケースもあります。コンサルタントが必ずしも希望に合う求人を紹介してくれるとは限りません。いいなりにならず、自分で判断することが大切です。