求人を探す前に確認すべきポイント
確認すべき3つのポイント「医療機関の種別」
救急外来のある医療機関は一次救急病院・二次救急病院・三次救急病院と段階ごとにわかれています。病院によって患者さんの症状の程度は異なるため、自分の目指す看護スタイルに合ったところを選ぶことが大切です。症状が軽い患者さんを多く助けたいのなら一次救急病院を、生命の危機に瀕している緊急性の高い患者さんを助けたいのなら三次救急病院を選びましょう。
ですが、救急外来の求人数はそれほど多くないため希望したからといってその通りに配属されるとは限りません。「救急ナースとして働きたい」と確固たる意志があるなら、救急救命センターが独立している施設の方がいいでしょう。
確認すべき3つのポイント「診療科の種類と数」
診療科を問わず、救急外来には様々な処置を必要とする患者さんが訪れます。特に三次救急病院は大規模病院に併設されていることが多いのですが、その医療施設に存在するすべての診療科の患者さんを対応するため、覚えることがたくさんあります。救急ナースの求人を探す際は診療科の種類や数も確認しておきましょう。
確認すべき3つのポイント「待遇について」
救急ナースは一般ナースよりも高収入であると先述しましたが、それは救急ナースの仕事は忙しく他の診療科よりも時間外勤務が多いからです。また、幅広い知識と高度な技術を必要とするため、特殊業務手当がついているところもありますが、そういった手当が支給されるかどうかは病院によって異なります。残業代がしっかり出ないところもあるので、事前にどのような手当がついているのか確認しておきましょう。
求人を探してみよう
確認すべきポイントを念頭に置いて、救急ナースの求人を探してみましょう。3つのポイントは医療機関のホームページや求人の募集要項でも確認できますが、すべての情報が掲載されているわけではありません。より詳しく知りたいのであればナース専門の転職サイトに登録しましょう。看護業界に詳しいコンサルタントから自力では調べられない情報を入手することができます。
特に気になるのは職場の人間関係や離職率ではないでしょうか。スキルアップのために、と目標を掲げていても働きにくい職場ではストレスがたまってしまい、思うような成長を遂げることはできません。ですが、事前に内部の情報を知っていれば、自分に合うかどうかを早めに判断できるので働きにくいと感じることがほとんどないのです。
また、転職サイトに登録すると、新着求人や非公開求人を優先的に紹介してもらうことができます。救急ナースは人気が高いため募集が出てもすぐに締め切られてしまうことが多いのですが、優先的に情報を知ることができれば見逃して悔しい思いをすることはありません。
